投稿者: 行政書士 多田 裕
2015-11-29
キャリアデザイン・インターンシップ事務局より、平成27年度インターンシップ生の訪問先事務所としてご指名を頂きました。
平成27年9月9日、まさにバケツをひっくり返したような大雨の中、女子1名(法学部法律学科3年)、男子1名(法学部法律学科2年)、そして両人の帯同として川村大輔先生にお越し頂きました。
スケジュールは、会議室での講話に始まり、職員紹介の後、事務所内見学をして頂き、会食後に解散というものでした。
講話では、弊所の取扱業務や企業理念、私の経歴等を中心にお話しをさせて頂きました。
インターンシップ生からの質問は、集客方法や開業後初年度の売上等「行政書士は食べていける仕事なのか?」という現実的な質問が多く、行政書士を士業としての憧れだけではなく、職業として見定めるべく本インターンシップに臨んでいることが窺い知れました。
また、私の経歴についても興味津々といった面持ちで熱心に耳を傾けてくれました。
私の社会人としての第一歩は、企業のサラリーマンとして踏み出しました。その後、20代後半に退職し、行政書士事務所の補助者として実務を学び、合同事務所のパートナー行政書士として独立開業し、個人事務所行政書士を経て、現在の行政書士法人運営に至ります。
様々な業態のその時々において、どのようなメリットがありどのようなデメリットがあったのか、どのような困難があり、どのような結果を残せたのかをお話しさせて頂きました。
私は、職業としての行政書士を語る上で、この業態の多様性も、大きな魅力の一つであると考えます。特に女性は、出産期・育児期・教育期・子独立期・老夫婦期等のライフステージの変化により、社会進出・社会復帰が困難な状況に置かれていると言わざるを得ませんが、自ら業態を変えていくことにより一生の仕事として付き合っていくことが出来ると言えます。
インターンシップ生は一体どの様な行政書士を目指すのでしょうか。
かわいい後輩の一助になれば、先輩としてこんなに嬉しいことはありません。貴重な経験をさせて頂きましたことに心より感謝致します。
以上をインターンシップ生訪問先事務所の報告とさせて頂きます。