投稿者: 行政書士 吉野 隆雄
2015-12-12
行政書士白門会が中央大学学員会の支部に昇格して、5周年を記念する講演会、懇親会が平成27年11月21日ホテルグランドヒル市ヶ谷、白樺の間で開催されました。私は行政書士白門会が支部に昇格したというのを「学員時報」で知り、当時の池田会長に連絡をして入会させていただきました。あれからもう5年というわけです。
当日は大学関係者、学員会各支部関係者、東京行政書士会会長等、多くのご来賓のご臨席を賜るとともに地元の会員、地方の会員等多くの方々の参加により盛大に行われました。当初参加者が少なくちょっと危ぶまれましたが、大勢の参加者を得てほぼ満席の講演会となりました。
長谷川副会長の開会の挨拶で始まり、講師は前学長の福原紀彦先生と当会及び東京会顧問の佐藤信行先生のお二人です。福原先生は「少子高齢化・IT化・グローバル化の進行と専門職業人の役割」を説かれ、専門職業人の養成と大学の役割さらにリテラシーからコンピテンシーへと触れられて時間がとても足りないようでした。「はじめに」の部分を丁寧に説かれたので後半は急ぎ足となりました。佐藤先生も「はじめに」の部分を丁寧に解説し、律令制度、ドイツ・フランスの大陸法から英米法の違いに触れ、現代日本の混合法系を、具体例を交えながら解説され、こちらも少々時間をオーバーしての講演となりました。
お二人とも中央大学を代表される立派な先生で、自信に満ちたなめらかな講演は大変すばらしいものでした。私は、学生時代は授業の講義を懸命にノートをとったものでしたが、今は残念ながらワープロ時代にどっぷりつかってしまったせいかノートをとる漢字がすぐ出てこないありさまで、ちょっと情けない思いを感じながらも、講演のレジメに目をやりつつ必死に耳を傾けました。お二人とも若干時間を延長しての講演でしたが、大したメモも取らないうちにあっという間に終わってしまいました。
講演会終了後、来賓の方々をまじえ和やかに親睦会が開催され、多数のお祝いのお言葉を頂き盛大のうちに幕を閉じました。